愛捨てた

すきな人がたくさんいることはだめなことなのかなすきでいてくれる人の気持ちには応えられないことわかってるのに突き放すこともできずに距離をとってしまっている どうでもいい人みたいにするの部外者みたいにするのわたしがすきな人は地元から出ていけなくてわたしは絶対に帰りたくなくてもう一緒にはいられない運命なんだなって 遠くの親戚より近くの他人、ではないけどどんなにすきでも会えなかったらすきって気持ちは薄くなっていくし近くにいる人で満足するしかない麻痺していくの そもそも本当にすきだったのかすら 自分のことをいちばん信用できないからねインスタグラムのストーリー、誰に見てほしくて載せているのか自分でもわからない 投稿ボタンを押してから視聴者を気にしてドキドキしてるのもあほらしい すきなこにわたしの汚い部分なんて見てほしくないんだよでも大切な人には知ってほしいと思っちゃう ごめんねこんなに弱くて縷縷夢兎展と21世紀の女の子をみて、すきなものを恐れないで発信していこうって思ったの なにかを生産したい 消費されて生きていく女の子 おんなのこっていつまで呼んでいいの 足の間から赤い血を垂れ流して安心する人 ただ一本の縦線を期待して心臓ばくばくしながら見つめている人 責任をとれなんて死んでも言いたくないよじゃあわたしは